ダイエットの基本として思われがちなカロリー計算。しかし、実はこれが逆効果を引き起こす可能性があるのをご存知でしょうか？
その原因は、カロリー計算が「自然に調整されている食欲の仕組み」を壊し、その結果「食欲がバグる」ことになるからです。
カロリー計算が食欲を乱す理由
通常、私たちの食欲は「自律神経」と「ホルモン」が連携して調整されています。
例えば、次のようなメカニズムが活躍しています。
・カロリー不足になると、自律神経やホルモンが反応して「自然とお腹が空く」。
・満腹になると、空腹感が消え、食事量を自然にコントロールできる。
このように、私たちの体は「頭で考えなくても必要な分だけ食べる」ように出来ています。
言い換えれば、食欲は「自立」しているのです。
しかし、カロリー計算を始めると、この自立性が失われます。
例えば、夕食前にカロリー制限を超えてしまった場合「お腹が空いているけど我慢しよう」と、体が送る「食べるべき」というサインを無視してしまいます。
反射的に、まだお腹が空いていないのに「今日はカロリーが余っているからお菓子を食べよう」と、不必要な食事をすることもあります。
これを繰り返すと、自律神経とホルモンは「体の状態に合わせて調整しているのに無視されるなら、もう調整しない」と活動を弱めてしまいます。
その結果、次のような状態に陥る可能性があります。
- 腹八分目がわからなくなる
- どれくらい食べればいいのかわからない
- 食べても満足できない
そして、カロリーという数値的な指標がなければ食べられなくなってしまうのです。
カロリーの誤差と信頼性
さらに、食品に表示されているカロリーには±20%の誤差が認められていますし、消費カロリーはそれ以上に曖昧です。
このように正確ではない数値に縛られても、ダイエットに大きなメリットはありません。
もちろん、現状を把握するために大まかにカロリーを計算することは有効なこともあります。しかし、それもあくまで「目安」としての活用にとどめるべきです。
カロリー計算をやめるとどうなる？
カロリー計算をやめ、体の自然な感覚に従うことで、次第に以下のような変化が期待できます。
- お腹が空いたときに食べたいものを適量食べられる
- 腹八分目の感覚が戻る
- 食べても満足できるようになる
最初は食欲が調整されないように感じるかもしれませんが、続けていくうちに自律神経やホルモンの活動が回復し、食欲が自立するようになります。
そして、たとえ一時的にカロリーオーバーしても、すぐに体重が増えるわけではないので安心してください。
パーソナルジムSOON茨木でのサポート
パーソナルジムSOON茨木では、最新のダイエット情報を基に、一人一人に最適なダイエットプランを提案しています。食事管理のアドバイスやトレーニングを通じて、無理なく理想の体型を目指せるようサポートします。
ただいま、トレーニング無料体験とカウンセリングを実施中です。食欲やダイエットに関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご予約ください！
自然なダイエットで、無理なく健康的な体を手に入れましょう！
